愛犬の熱中症にご注意!

2020.07.12.15:44

 犬は人以上に高温多湿に弱く、人が暑いと感じない季節にも熱中症を起こすことがあります。梅雨が明け真夏になると、どこのご家庭でもクーラーが入るので心配は少なくはなりますが、犬にとって快適な室温は、私達がちょっと寒いなって感じるくらいでちょうどいいようです。
 特に呼吸のしづらいフレンチブルドッグやパグなどの短頭種、高齢犬、肥満犬、心臓病を持つ犬の場合などは体温調節がうまくいきませんので注意が必要です。それから旅行やドライブなどの車での移動時には興奮しやすく熱中症を起こしやすいので注意が必要です。
 猫、ハムスター、ウサギ、モルモットは基本的に私達と同じ室温で問題ありません。セキセイインコはオーストラリア産なので暑さには強いはずですが、日本の高温多湿には耐えきれずに熱中症を起こすことがあります。環境温度が28~30℃になるように設定してあげてください。ただし直接風は当ててはいけません。

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お願い ー 新型コロナウイルス対策 ー  2020/04/17

2020.04.17.17:41

新P4172419 マスクを着用最小限の人数でご来院ください。

初診の方は前もってお電話にて症状をお話ください。詳しい検査等が必要と思われる場合は午後の時間でご予約をしていただくこともあります。

待合室の椅子の間隔を広くし、座面の消毒を行うためにクッションを取り除きました。

待合室ではできるかぎり飼い主様同士の距離を設けてください。混み合った時はお車でお待ちいただき、順番でお呼びするようにいたします。

飼い主様同士の接触を避けるため、午後からの診療はすべて予約制とさせていただきます。当日で結構ですのでお電話にてご予約ください。

新型コロナウイルスの犬や猫への感染の可能性について  2020/2/29

2020.03.01.11:22

10639689_541434632658150_7240083540206639914_n.jpg  2/28香港 AFCD(漁農自然護理署)から、ペットの犬から新型コロナウイルスの低いレベルでの陽性反応が見られたとの報道がありましたが、犬は無症状で、鼻と口の粘膜にたまたま付着したウイルスを検出してしまった可能性が大きいとされています。
 さらに日本ではコロナウイルス陽性の飼い主から犬や猫に感染したという報告は一切ないので、現時点では感染はしないものと考えられます。
 まずは私達が感染しないように注意し、落ち着いてペットに対応してあげましょう。

飼い主様にたっぷりと甘えて、残された時間を楽しく精一杯過ごしてください。エラちゃんへ。

2020.01.26.16:02

「とても元気だったが、散歩の途中で急にふらつきだし、座り込んで動けなくなってしまった。」ということで13歳のメスのゴールデンリトリバーが来院しました。
来院時は歩行可能で食欲も戻っていましたが、貧血の進行が認められたため、精査したところ、脾臓に発生した腫瘍が破れて腹腔内出血していることがわかりました。
ただちに動物救急センターに連絡を取り、緊急手術を依頼。手術はその日のうちに無事終了し、数日後には元気に退院することができました。
病理組織検査の結果、腫瘍は残酷にも血管肉腫という悪性度の高い腫瘍であり、有効な治療法がありませんが、飼い主様は元気になった姿をもう一度見ることが出来たことを大変喜んでおられました。
先日抜糸のために来院されましたが、大病に罹っているとは思えないほど無邪気にはしゃいでいました。

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眼科学講習会に行ってきました

2019.12.27.07:58

 月に一度御茶ノ水にある山の上ホテルで開催されます。
 夜、診療が終わってからの講習会ですが、車で出かけられることと、ホテルのリッチなコーヒーを飲みながらリラックスした気分で勉強ができるので、もう10年以上も通っています。
 先日到着すると、大きなクリスマスツリーが迎えてくれて、疲れた身体をほっと癒やしてくれました。

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モルモットの皮膚病

2019.09.10.16:08

 生後1ヶ月のモルモットが、背中に白いかさぶたができ痒くてなめているとのことで来院しました。
 白い痂皮と被毛を検査したところ、小分生子という白癬菌(カビ)の胞子を多数認めました。通常治療には、イトナコナゾールという内服薬を使用しますが、3ヶ月未満の個体では副作用が出やすいため、病変部の毛刈りをして外用薬の塗布を続けていただきました。
 2ヶ月後の所見です。病変部はきれいに発毛し、白い痂皮はなくなりました。他に新たな皮膚病変も認められなかったため、経過観察といたしました。

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悪性の肥満細胞腫で術後6ヶ月を経過したシーズー犬

2019.06.01.01:02

 「数年前から右側胸部の皮下に1cm径の腫瘤が2つ発生していたが、2ヶ月前から急速に大きくなってきた。」ということで4歳になるメスのシーズーが来院しました。
 来院時の大きさは3×3×2cmと2×2×2cmで、密着した状態で大きくなっていました。胸部X検査では肺転移は認められませんでしたが、同側の腋窩リンパ節は1×1×1cmと腫大しリンパ節転移を起こしているものと推測しました。
 院内でのFNA(針生検)の結果、肥満細胞腫であることがわかりました。すでにリンパ節転移を起こしていることから悪性度の高い肥満細胞腫であることを説明し、リンパ節・脂肪組織・筋膜を含む広範囲切除手術を行ないました。病理組織検査の結果は悪性の肥満細胞腫(グレード2~3)とのことでした。
 術後6ヶ月が経過しましたが、予想に反して再発・転移も認められず良好に経緯し、現在分子標的薬(正常な細胞を壊すことなく癌細胞に栄養を送り込む血管の新生を抑えることにより癌細胞の増殖を抑える)を投薬しながら、経過観察を行っています。

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平成31年度 愛犬の狂犬病集合注射が始まりました。2019/4/8

2019.04.18.12:32

 少し散り始めた桜の下で、今年も区の狂犬病集合注射が始まりました。
 今私は長光寺橋公園に来ています。早朝まで雨が降り続き、気温は真冬に逆戻りで寒い一日となりました。そのせいもあってか例年より愛犬を連れた飼い主様は少ないように思えました。
 南田中団地の中を流れる石神井川沿いの桜並木もすっかり有名になりました。前日の日曜日はポカポカ陽気で、多くの花見客やお弁当を広げて桜を楽しむ人達で賑わっていました。

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乳腺癌を発症したオス猫のシルバーちゃん

2019.03.12.12:08

 「4~5日前から咳が多発し、鼻が詰まったような苦しそうな呼吸をしている」とのことで、14歳のオスのアメリカンショートヘアが来院しました。来院時体温は下がり、呼吸は努力性の開口呼吸で、興奮したり押さえつけたりすると呼吸が停止する危険性があったため、直ちにICU装置で保温と酸素吸入に努めました。
 この猫はオスにもかかわらず2年前に乳腺癌を発症し摘出手術を行った珍しい猫です。3時間ほどすると少し呼吸が安定してきたので胸部X線検査を行ったところ、胸腔内に胸水が貯留していることがわかりました。そこで麻酔下で胸腔穿刺を行い、左右の胸腔から約200mlずつ計400mlの胸水を抜くことができました。胸水は血様で細胞診の結果腫瘍細胞が多数認められました。おそらく乳腺癌の胸腔内(肺)転移だと思われます。胸水を抜いた直後から呼吸は楽になり、食欲も驚くほど回復しました。
 飼い主様の希望により、今後はインターフェロンや分子標的薬などを使用しながら、できるだけ最後まで延命を図っていくこととなりました。シルバーちゃん頑張れ!

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5階から転落して奇跡的に助かった猫のお話

2019.02.24.07:15

 5歳になるオスの日本猫がマンションの5階から転落し、瀕死の状態で運ばれてきました。1階の駐車場でうずくまっているところを発見したそうですが、寒い時期に発見まで数時間が経過していたため、来院時は体温の低下が著しく虚脱状態でした。呼吸は努力性で興奮させると今にも停止しそうな状態だったので、詳しい検査を避け直ちにICU装置に入れ、高濃度の酸素吸入と保温、安静に努めました。
 2時間後少し呼吸状態の改善が認められたため、胸部のX線検査と点滴のための静脈確保を行いました。検査の結果胸腔内出血及び気胸(胸腔内に空気が入ったため肺が膨らまない状態)、数本の肋骨骨折を起こしていることがわかったため、胸腔穿刺を行い約100ccの抜気(空気を抜くこと)を行い、24時間体制で酸素吸入と点滴を開始しました。飼い主様には院内で死亡する可能性の高いことを説明した上で、入院治療の承諾をいただきました。
 3日目から徐々に体温が上がり始め、酸素吸入下ではありますが強制給餌ができるくらい呼吸状態の改善が見られるようになりました。
 8日目、食欲は依然戻っていませんでしたが、呼吸状態にかなりの改善が認められたため、自宅で強制給餌を続けていただくということで一時退院としました。
 12日目 食欲は1/3まで回復。呼吸状態はほぼ正常に戻り胸部のX線検査においても胸腔内出血は吸収され、気胸も治癒していました。肋骨骨折は自然治癒を期待して経過観察としました。
 2019年1月25日の検診では、膝関節の半月板に損傷があり右後肢の跛行が認められましたが、もうすっかりやんちゃないつものクウちゃんに戻っていました。ただ動物は今回のことでは危険の学習をすることはないため、また同じことが起きる可能性のあることを説明しました。昔シェットランドシープドッグがビルの屋上で遊んでいて誤って転落しました。その時は奇跡的に助かりましたが、数ヶ月後に同じ事故を起こした時は即死だったという悲しい経験があるものですから。
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プロフィール

院長 黒田佳之

Author:院長 黒田佳之
東京ラブリー動物病院のラブリー診療日誌へようこそ~♪

診療科目:犬/猫/小鳥/うさぎ/ハムスター/モルモット
診療時間:AM9:00~12:00 PM1:30~6:30(午後予約制)
休診日 :月曜日
☎03-3995-5351
東京都練馬区下石神井1-18-18
ペットホテル・ペット美容室も併設しています。
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