ご注意ください!犬のブドウ中毒!
2020.10.15.11:21
写真は犬に与えてはいけない食べ物です。
タマネギ中毒とチョコレート中毒はすっかり定着しましたが、意外と知られていないのがブドウ中毒!生後6ヶ月のミニチュアダックスが飼い主の捨てたブドウの皮を食べ、急性腎不全で亡くなりました。1kgの犬がブドウを3g食べただけで危険です。
東京ラブリー動物病院の診療日誌です。犬・猫はもちろん小鳥やウサギ・ハムスター・モルモットについても掲載しています。日々の診療の中で苦労した症例や飼い主様に知っていただきたい病気のこと、病院の出来事、診療の合間でふと想うこと感じることなどをエッセイ風に書いてみました。|練馬区|動物病院|
2020.10.15.11:21
写真は犬に与えてはいけない食べ物です。
タマネギ中毒とチョコレート中毒はすっかり定着しましたが、意外と知られていないのがブドウ中毒!生後6ヶ月のミニチュアダックスが飼い主の捨てたブドウの皮を食べ、急性腎不全で亡くなりました。1kgの犬がブドウを3g食べただけで危険です。
2020.09.22.18:42
2020.07.12.15:44
2020.04.17.17:41
2020.03.01.11:22
2020.01.26.16:02
2019.12.27.07:58
2019.09.10.16:08
2019.06.01.01:02
「数年前から右側胸部の皮下に1cm径の腫瘤が2つ発生していたが、2ヶ月前から急速に大きくなってきた。」ということで4歳になるメスのシーズーが来院しました。
来院時の大きさは3×3×2cmと2×2×2cmで、密着した状態で大きくなっていました。胸部X検査では肺転移は認められませんでしたが、同側の腋窩リンパ節は1×1×1cmと腫大しリンパ節転移を起こしているものと推測しました。
院内でのFNA(針生検)の結果、肥満細胞腫であることがわかりました。すでにリンパ節転移を起こしていることから悪性度の高い肥満細胞腫であることを説明し、リンパ節・脂肪組織・筋膜を含む広範囲切除手術を行ないました。病理組織検査の結果は悪性の肥満細胞腫(グレード2~3)とのことでした。
術後6ヶ月が経過しましたが、予想に反して再発・転移も認められず良好に経緯し、現在分子標的薬(正常な細胞を壊すことなく癌細胞に栄養を送り込む血管の新生を抑えることにより癌細胞の増殖を抑える)を投薬しながら、経過観察を行っています。
2019.04.18.12:32