悪性の肥満細胞腫で術後6ヶ月を経過したシーズー犬

2019.06.01.01:02

 「数年前から右側胸部の皮下に1cm径の腫瘤が2つ発生していたが、2ヶ月前から急速に大きくなってきた。」ということで4歳になるメスのシーズーが来院しました。
 来院時の大きさは3×3×2cmと2×2×2cmで、密着した状態で大きくなっていました。胸部X検査では肺転移は認められませんでしたが、同側の腋窩リンパ節は1×1×1cmと腫大しリンパ節転移を起こしているものと推測しました。
 院内でのFNA(針生検)の結果、肥満細胞腫であることがわかりました。すでにリンパ節転移を起こしていることから悪性度の高い肥満細胞腫であることを説明し、リンパ節・脂肪組織・筋膜を含む広範囲切除手術を行ないました。病理組織検査の結果は悪性の肥満細胞腫(グレード2~3)とのことでした。
 術後6ヶ月が経過しましたが、予想に反して再発・転移も認められず良好に経緯し、現在分子標的薬(正常な細胞を壊すことなく癌細胞に栄養を送り込む血管の新生を抑えることにより癌細胞の増殖を抑える)を投薬しながら、経過観察を行っています。

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院長 黒田佳之

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