★ウサギの不妊手術

2022.10.22.22:41

 最近飼い主様からウサギの不妊手術についての質問を受けることが多くなりました。ウサギは1歳を過ぎると子宮内膜炎や子宮がんの発生が非常に多くなる動物です。そのため成書では不妊手術が推奨されています。当院では1歳未満の場合は卵巣摘出手術、1歳以上の場合は卵巣・子宮全摘出手術を行なっています。

 本日3歳になるミニレッキスの不妊手術を行ないました。手術法は卵巣・子宮全摘出術です。元気食欲は旺盛で事前の血液検査では腎機能、肝機能共に異常は認められませんでしたが、軽度の貧血が認められました。手術は無事終了し、当日の夜に退院させました。摘出した子宮内膜の一部に炎症が見られ出血が認められました。

 ウサギは糸を囓るので、皮膚は医療用ワイヤーで縫合し、腹帯を装着してお返ししました。10日後の抜糸予定です。

新PA140621

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院長 黒田佳之

Author:院長 黒田佳之
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