ジャスミンちゃんは寒くても学校の飼育舎の方がいいのかなあ~?!

2016.02.05.10:35

 先月近くの小学校からウサギの不妊手術の依頼がありました。
生後2~3歳のメスで名前はジャスミン。事前の身体検査や血液検査で異常が認められなかったので、お引き受けしました。手術は無事終了し、麻酔からの覚醒も順調だったので安心していました。
 ところが翌日になっても翌々日になっても持参の牧草とラビットフードはおろか、新鮮な野菜を与えてみても一向に食べようとしません。
 ウサギは環境の変化が大きなストレスとなり食欲不振になることがあることは知っていましたが、ここまで徹底して食べないとは予想外でした。一般家庭で飼われているケースでは、翌日退院させるため問題になったことがなかったのですが、学校のウサギさんを翌日寒い飼育舎に戻すわけにはいきません。抜糸までの一週間お預かりをするということでお引き受けしたのですが、術後大変苦労することとなりました。
 食事は朝夕時間をかけて強制給餌を行い、環境に早くなれるように名前を読んだり撫でたりケージから出して遊ばせたりして、ようやくなついて自分から食べてくれるようになったのは手術から8日目のことでした。
そして抜糸をすませ暖かい日を選んで迎えに来ていただき、無事退院することができました。
 ジャスミンちゃん!綺麗で暖かいところより、校庭の隅の慣れた寒くて冷たいコンクリートの小屋の方がよかったのかなあ!?
新春早々大変苦労した症例でした。

ちょこっと専門的なお話:
一時はケトン尿が出始めて心配しましたが、強制給餌を続けることで良くなりました。さらに牧草を食べるようになり大きな丸い糞が沢山出るようになりました。これで一安心です。
赤い尿は血尿ではなく摂取したニンジン由来の色素尿です。

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院長 黒田佳之

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