末期になるまで症状を呈さない肺腫瘍

2018.12.20.16:51

 元気食欲はあるが、3日前から呼吸の度にゼロゼロという音がするようになった。咳もたまに出るようになり風邪を引いたようだ。」ということで15歳になるメスのアメリカンショートヘアが来院しました。
 呼吸は努力性で、聴診で左右の肺域で呼吸性雑音及び捻発音が聴取されました。肺水腫を疑い胸部レントゲン検査を行ったところ、左右の肺野全域に大小さまざまな大きさのX線不透過性の腫瘤が確認され、肺腫瘍であることがわかりました。
 肺の腫瘍は末期になるまで咳一つせず、呼吸状態には異常を呈さないことが多く発見しにくい病気ですが、中等度の貧血と、元気で食べていてもどんどん痩せてきているという悪液質の状態から、おそらく一年くらい前から発症していたものと推測しました。
 そして飼い主様の希望により、インターフェロンと抗生剤の治療を始めましたが、あと1~2ヶ月の寿命であることをお伝えしました。
 2018-10-18森田モモPA201618 新PA201619

訪問者数

プロフィール

院長 黒田佳之

Author:院長 黒田佳之
東京ラブリー動物病院のラブリー診療日誌へようこそ~♪

診療科目:犬/猫/小鳥/うさぎ/ハムスター/モルモット
診療時間:AM9:00~12:00 PM1:30~6:30(午後予約制)
休診日 :月曜日
☎03-3995-5351
東京都練馬区下石神井1-18-18
ペットホテル・ペット美容室も併設しています。

最新記事
リンク