ジャンガリアンハムスターの頬袋の反転突出

2021.12.01.16:09

 2歳と4ヶ月になるメスのジャンガリアンハムスターが、口から赤い物がぶら下がっているとのことで来院しました。
 頬袋の反転突出です。異物や細菌感染、腫瘍が原因とされています。
組織の壊死は認められなかったため、高張ブドウ糖液にて腫脹を軽減させて還納させました。さらに再脱出を防ぐために全身麻酔下で入り口を7-0ナイロン糸で3カ所縫合しました。
 10日目に縫合糸により組織が切れたために再脱出。
突出した頬袋を根元から切除し、創面を縫合する術式で再手術を行いました。経過は順調で2ヶ月経った現在でも再脱出は見られません。
左右の眼瞼炎が重度なために、現在眼軟膏を塗布し治療中です。

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プロフィール

院長 黒田佳之

Author:院長 黒田佳之
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